2022年05月12日 20:57
5/3、GWスキー2日目。
いきなりですがサンサンパークのトイレ画像。
そびえる残雪の北アと、雲のかかり具合が美しいです。
一晩寝て、頭痛は治ったのですが、
昨日頭痛に気を取られて気にならなかった他のダメージが顕著に出ました。
昨日派手にコケたうちの一回、左肩を強打したのですが、
これが凄まじい痛みとなり、左肩を触る事も腕を上げる事も出来ません。
あと、腐れ雪で強引に板を回して右踵の筋にプチッと衝撃が走り、
それ以来、踵を付けて歩けないほど痛くなりました。
頭を支えてコブの衝撃に耐え続けるので、いつもスキー2日目以降は首が筋肉痛で回りません。
もちろん両ヒザも股関節もボロボロです。
それでもサポーターやテーピングで体中をガッチリ固めて、ロキソニンをキメて、
今季最後のスキーを楽しみますよ!
五竜に移動し準備。
チケット売り場は、エスカルプラザを半周する勢いの長蛇の列でしたが、
サクサク進んで20分ほどでリフト券を入手できました。
もちろん信州アクティビティ割を利用させていただきました。
ゴンドラ乗り場も、運転開始前の行列が駐車場に至るほどの長さに。
昨日の八方と同じく、こちらも登山者が多かったです。
五竜の滑走可能エリアは上部のアルプス平のみ。
昨年から訪れる事、苦節6回目、初めての晴天五竜です!
やっと五竜のコブが体験できます!
まずは朝一チャンピオン。
ピステンバーンが荒れる前に我先にと、スキーヤーもボーダーもビュンビュン飛ばしまくり!
八方の朝一リーゼン並みの殺気がみなぎり、怖くて隅っこでビクビク滑りました。
チャンピオンは、コース両翼に2本のペアリフトがありますが、
テクニカルやパノラマにアクセス出来る左翼側のアルプス3ペアが人気です。
3ペアに並びたくないので、いつも右翼側のアルプス2ペアで回しています。
2ペアは短く、チャンピオンを滑るしか需要がないので比較的空いています。
アルプス2ペア線下に短いコブラインが4本くらい。
たぶんもっと長かったのでしょうが、ピステンに踏まれてしまった残骸っぽいです。
この場所は一度も滑りませんでした。
2ペア線下の残骸コブを無視し、
2ペアを降りてすぐにバーンを横断し、左翼側上部に掘られたラインまで移動。
2ペアから頑張って横移動しても、3ペア線下のライン群まで届かないので、
手前に2ペア周回用のはぐれラインが一本掘られています。
朝のうちは、このはぐれラインで練習。
チャンピオンは、3ペア側に合流を避けて上・中・下の3段に分かれてコブラインが出来ますが、
中段コブは雪不足により消滅。
下段コブライン(↑写真右)は短いし、3ペアに並ばなければならないのでパス。
3ペア回しなら全面コブのテクニカルにも行けるし、上段・下段コブにも入れるのですが、
それゆえ人気で、リフト待ちにも耐えなければなりません。
2ペアなら大して並ばなくてもいいのですが、
上段のはぐれラインか、線下の残骸ラインしかありません。
それにしても、この滑走者の密っぷりですよ。
ピステンバーンなんてあっという間に耕され、一瞬で腐れ修行バーンと化しました。
↑3ペアはもちろん、2ペアもリフト待ち発生。
でも2ペアの方がちゃんと並んでマナーが良く、乗りやすいです。
3ペアの、あの扇状に広がるリフト待ちが苦手です。
朝からチャンピオン中段に、レーサーさんの貸切バーン規制があったのですが、
その規制沿いにモーグラーさん達がラインを掘り始めたので、さっそく参戦。
70コブくらいの良ピッチラインが一瞬にして完成。
最高に滑りやすくて楽しいのですが、大人気で待ちが発生し、
途中抜けするとなかなか合流しにくかったです。
パノラマも偵察。
初めて五竜から北アを見る事が出来ました。
五竜岳(左端)の御陵の雪紋もクッキリ!
この時期に残る唯一の初級バーンで47側からも流入するので、
パノラマは相変わらず人気でリフト待ちもストレスです。
3ペアで並び、パノラマでも並ぶなんて、気安くトイレにも休憩にも来れません。
さてチャンピオンは、ピステンバーンが荒れると同時に、どんどんラインが生まれ始めました。
基礎チームも、モーグルチームも、ボーダーも、レーサーも、ヒトリストもファミリーも、
チャンピオンにいる人が総動員で、至る所でコブ堀り合戦です。
正午になるとポールバーン規制も解除され、そこにもあっという間にコブ完成。
みるみるチャンピオンが全面凸凹になっていく様は、圧巻の光景でした。
こんなにチャンピオンが楽しいのに、休憩なんてしてられるか!
…と言っても脱水になるといけないので、定期的にアルプス360までジュースを飲みに行きました。
いつも吹雪で視界不良ばかりだったので気付きませんでしたが、
アルプス360には、こんな展望テラスがありました。
涼しい風が吹き、春スキーのクールダウンにちょうどイイです。
でもやっぱり今回も昼食は抜きで、休憩も最低限にすぐチャンピオンへ戻ります。
夕方、チャンピオンはすっかり全面コブのお祭り会場!
もうどこを滑ってもコブ!上から下まで全てコブ!
今季オーラスにして文句なく今季一番面白かったコブでした。
でも一番楽しかったのは、一番最初にモーグラーさん達が掘ったラインで、
こんなにいっぱいラインがあっても、ずっと最初のラインばかり滑り続けました。
2ペア線下の朝一残骸ラインも、午後にはすっかり蘇り上段コブの本線になっていました。
でも、どんなに育っても、どうせ営業終了後にピステンに踏まれちゃうんですよ。
こんなに楽しい全面コブも、整備されて翌朝にはピステンバーンに逆戻り。
そんな刹那の諸行無常もまたコブの魅力です。
リフト終了時刻が近づいても、チャンピオンはご覧の賑わい。
最高に楽しかったです。
とにかく巧い人が多く、間近でたくさんの人の滑りを見られて眼福でした。
ラストに腹いっぱいコブが滑れて、思い残す事はありません。
来年もチャンピオンで春コブ修行できるといいな。
おまけ。
テクニカルのコブ斜面。
数日後に開催されるモーグル大会の為に、エア台付き2ラインだけコース規制されていました。
テクニカルは3ペアでないと回せないし、チャンピオンだけで十分楽しかったので、
今回は1回しか滑りませんでした。
おまけその2。
帰る頃には、パノラマにも長ピッチのラインが1本出来ていました。
その隣のコース規制は、翌日モーグルのイベント用です。
5/4のモーグルイベントは、なんと堀島選手、ウォルバーグ選手、キングスベリー選手という、
五輪モーグル金銀銅勢ぞろいにプラス川村あんり選手という超豪華ゲストだったそうです。
というか、この中の誰かが今日のチャンピオンコブ祭りに紛れていたんじゃないかと勘繰るほど、
超絶な弾丸モーグラーさんがいました。
春シーズンは、エスカルプラザの温泉も早じまいなので利用できません。
十郎の湯も今日はさすがに駐車場が空いてなさそうなのでパス。
道の駅裏の竜神の湯という所に行ったら休業中。
ザ・ビッグで夕食の買い出しをしましたが、大混雑で総菜もほぼ売り切れ。
八方の湯に行ったら、あの広い駐車スペースがビッシリ車で埋まり、
温泉の外まで行列のイモ洗い状態。
少し待てば空くだろうと、駐車場で夕食を摂り少し仮眠。
20時に再び八方の湯に行ったら、未だ大混雑で今日はもう無理と断られました。
2時間くらい粘ったのにまさかの風呂難民…
急いでみみずくの湯へ移動。
混雑しているけどそれでも良ければ…という事で、滑り込みセーフ。
洗い場待ちやドライヤー待ちがありましたが、とにかく汗を流せてよかったです。
みみずくの湯の隣に、スノーピークのキャンプ場が出来ていました。
ギッチギチにテントが並んでこちらもイモ洗い状態です。
こんな白馬の町の中で一泊幾らするんだろうと値段を調べたら、
とんでもなくブルジョア価格なキャンプ場でした…
次回、白馬帰路編に続く。
- 関連記事
-
- '21-22シーズン22日目 エイブル白馬五竜スキー場 2022/05/12
- '21-22シーズン21日目 白馬八方尾根スキー場 2022/05/10
- '21-22シーズン20日目 ダイナランド 2022/04/08